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トーマス・マン名言集

トーマス・マン(1875-1955)はドイツの小説家。裕福な商家に生まれたが、父の死後家運は傾いた。ナチス時代にアメリカへ亡命し、戦後はスイスに移住した。ショーペンハウアー、ニーチェ、ワーグナーらの影響を受け、20世紀の最も重要な作家の一人に数えられる。

 

 

最も多く愛する者は、常に敗者であり、常に悩まねばならぬ。 
トオマス・マン『トニオ・クレエゲル』


もし表現の悦楽が、われわれをいつも生気溌剌とさせていないとすると、魂の認識だけでは、われわれは必ず間違いなく陰鬱になるであろう。 
トオマス・マン『トニオ・クレエゲル』


人間社会では、請け合っていいますが、あんまり懐疑的で意見を吐かずにいると、ほんとはただ高慢で臆病なのに、馬鹿だと思われることがよくあるものです。 
トオマス・マン『トニオ・クレエゲル』

 

 

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