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エマーソン名言集

エマソン(1803-1882)はアメリカの思想家、詩人。ハーバード大学を卒業後、牧師となったが、教会の形式主義に疑問を感じ、職を辞した。1834年以降はコンコードに隠棲し、思索と読書と著述の生活を送った。

 

 

自分の考えを信じること、自分にとっての真実は、すべての人にとっての真実だと信じること――それが天才である。
エマソン『自己信頼』


ねたみは無知であり、人まねは自殺行為であること、良かれ悪しかれ、自己は受け入れなければならないこと、世界は広く、善きものであふれているが、自分に与えられた土地を耕さないかぎり、身を養ってくれる一粒のトウモロコシでさえ、自分のものにはならないこと――教育を受けているうちに、私たちはこうしたことを悟っていく。
エマソン『自己信頼』

 


あるものが記憶に残るのは、それがおさまるべき場所が自分の中にあったからだ。
エマソン『自己信頼』



自分を信じよ。あなたが奏でる力強い調べは、万人の心をふるわせるはずだ。
エマソン『自己信頼』



不滅の栄誉を得たいなら、善という名目に惑わされることなく、それが本当に善かどうかを探求する必要がある。
エマソン『自己信頼』


もし愛の教えが弱音や泣き言しか生みださないなら、バランスをとるために憎しみの教えも説かなければならなくなる。
エマソン『自己信頼』



人生は生きるためにあるのであって、見せ物にするためではない。
エマソン『自己信頼』


私がしなければならないのは、私にかかわることだけであって、他人が考えていることではない。この基準を守るのは、実生活でも知的生活でも同じように困難だが、重要なものと些末なものを見分けるには最高の指標だ。
エマソン『自己信頼』


一貫性と偉大な魂の間にはなんの関係もない。一貫性を気にするのは、壁に映った自分の影を気にするようなものだ。
エマソン『自己信頼』


あらゆる歴史が示している事実、つまり人間の行動の背景には必ず、その原因となった偉大な「思想家」なり「行為者」がいること、真の人間は他のどの時代や場所でもなく、いまこの瞬間に万物の中心にいるということを、因習と商人と官吏につきつけよう。
エマソン『自己信頼』



組織は、ひとりの人間の影を引き伸ばしたものにすぎない。
エマソン『自己信頼』


人々は、あなたが自分の見たいものだけを見ていると思っている。しかし知覚は気まぐれに起きるのではない。宿命的に起きるのだ。
エマソン『自己信頼』


魂は固定されたものではなく、常に変化の過程にある。この事実を世界は忌み嫌う。それは、この事実が過去の価値を永遠におとしめ、すべての富豪を貧乏人に変え、すべての名声を恥辱に変え、聖人とごろつきを同列に扱い、イエスとユダをいっしょくたに片づけてしまうからだ。
エマソン『自己信頼』


惑星の誕生と成熟、そのバランスと軌道、強風にたわみながらも身を起こそうとする木、あらゆる動植物の生態は、自立し、自らをよりどころとする魂の存在を示している。
エマソン『自己信頼』



私たちは口先だけの戦士にすぎない。運命がもたらす苦しい闘いは人を強くするが、私たちはこうした戦いを避けて通っている。
エマソン『自己信頼』


祈りとは、至高の観点から現実を深く静かに思うことだ。それは人生を眺め、歓喜する魂の独白である。自らのわざを善しと宣う神霊の声である。
エマソン『自己信頼』



不満をいうのは自己信頼が足りず、意志が弱いからだ。不幸を悔いれば、不幸な目にあった人を助けられるというなら、そうするがよい。そうでないなら、自分の仕事をするのだ。そのとき、すでに復活のプロセスは始まっている。
エマソン『自己信頼』


自分にないものを手に入れるために旅をする人は、自分から逃げているのだ。
エマソン『自己信頼』


スキピオのスキピオたるゆえんは、まさに他人から借りられなかった部分にある。シェイクスピアを研究してもシェイクスピアは生まれない。
エマソン『自己信頼』


誰もが社会は進歩したと得意げに語っているが、進歩している人間はひとりもいない。
エマソン『自己信頼』


手帳によって記憶力は衰え、図書館によって知力は疲弊し、保険会社によって事故は増えた。
エマソン『自己信頼』


あなた自身をおいて、あなたに平和をもたらすものはない。
エマソン『自己信頼』


 

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